山中湖K邸

山中湖K邸

別荘新築計画

所 在 地/ 山梨県南都留郡山中湖村
構造・規模/木造2階建
敷地面積/989.93㎡ (299.97坪)
建築面積/125.41㎡ (38.00坪)
延床面積/132.23㎡ (40.06坪)
設計/清水勝広+MS4D(担当;越智大輔
構造設計/坪井宏嗣構造設計事務所
施工/株式会社 丸格建築
家具製作/足立木工株式会社
設計期間/2007年7月-2007年12月
工事期間/2008年4月-2008年12月
竣工/2009年1月



計画地は標高1000m、冬季氷点下以下となる、山梨県山中湖畔の別荘地に位置し、吉村順三、安藤忠雄、坂茂、曽根幸一など草々たる諸先輩方の実作が数多く残る。計画敷地は南側へ駆け下りる傾斜地中腹に位置し、周囲には唐松や赤松、クヌギが群生し、年中、山中湖からの湿った空気が吹いている。
建主からの要望は、以下であった。

1;山中湖への眺望を最大限確保すること。

2;デッドスペースや無駄な動線を極力省き、スペイシャスな空間であること。

3;湿気対策が万全であること。

斜面に沿って建物の断面がずれた形をとる2段構成とし、1Fの屋根が、2Fのテラスとなっている。テラスとリビングが一体となった2Fからは、山中湖の湖面、晴れた日には富士山を楽しむことが出来る。

また、計画当初はOMソーラーの導入も検討したが、2段構成を利用し、吹き抜けをとおり、勾配屋根に沿って空気が循環する用に計画した。、冬場は暖炉熱を利用し、暖かくなった空気を床下に送り込む、夏場の湿度の多い時期には、別荘を留守にしていても室内、床下の空気が循環し、湿気対策としている。

南側に大きな開口を持ち、張り出された庇は、夏場の強い日差しをシャットアウトすると同時に、冬場の南中高度の低い日差しは濃い色を選択した室内床に蓄熱されるように計画されている。機械設備になるべく頼らず、建物の形状が自然エネルギーを享受し、生活空間に生かされるような配慮を施している。


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