ROCKETさんからのことば

ロケット主宰、藤本やすしさんインタビュー

● 始めて会った時の印象はどうでしたか?デザインを依頼するきっかけは?
彼がまだ学生出たての頃に、仲間数人とドミトリーっていうユニットを組んでいてね。その中に一人知ってる子がいたもんだから、ドミトリーにうちの関連会社のオフィスの内装をお願いした事があって、そのときに始めて出会ったんだよね。清水君のビジュアルの印象は、ひょろひょろっとしてて、ボストンフレームの透明メガネをしていて、繊細な感じの、都会育ちのおしゃれを意識しているような子だと勘違いしてた。そのオフィスの内装のデザインが進んでいく経緯を見させてもらっていたんだけど、そのときは自由にデザイン案を提案してもらっていて、その中でも清水君のアイデアスケッチはすごく斬新なもので、正直驚いたね。でも、『そんなのできるのかよっ』っていう、とんでもない案でもあったから、なんか『トンチンカンな奴だなあ』と言う印象もあったなぁ。そのオフィスは幸運にも清水君の案ではない物ができて(笑)全体を上手にまとめてくれたので、ロケット移転の話があがったときに、ドミトリーに頼んだんだよね。でもそんなことがあったから、清水君が担当してくれることになって、「えー、大丈夫かよ」って正直思ったんだよね。。清水君とはあんまり会話したこと無かったし、人柄があまり分かっていなかったんで少し不安だったんだよね。

●デザインが始まって、提案や打合せの進め方など、どう思いましたか?
やり始めたら、本当にとことんやるし、現場にいつも張り付いていてくれるから、ありがたいなっていう感じ。当時は自分たちで工事作業もやっていたし、少ない費用でここまでやってくれるんだって感じだったなぁ。その時は、建築家ってそういうものだとばかり思ってたけど、今考えると本当にありがたい。ごくありきたりな雑居ビルをよくここまで仕上げてくれたなあ、と思ってるね。その後も何かと清水君にお願いする事が多いんだけど、自分の感覚的な部分を全部理解してもらえていると思っていて、完全におまかせしていても何も心配事がないよね。今、ニューキャップビルをやってもらってるけど、これで終わりとは思ってないよ。ここは、将来的には本のストック場所として活かして、次はもっと広い場所を手に入れてお願いするからね!

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