
Q・デザインを依頼したきっかけは?
A・ぱらっとめくった雑誌「ブルータス」でロケットの内装を見て、直感で「あ、これだ!」って思ったの。どうって事も無い内装だったんだけど、若者たちが手がけた新鮮さを感じて、これだと思ったんですよ。
その時は、HAKKA本社ビル移転の話も無かったんですけど、後にここの話がもち上がった時に、いつも自分たちで内装やっていたから自分たちでやろうか?とか以前プレス店舗を設計してくださった先生に頼もうか?などと話しをしてて、雑誌の事を「ふっ」と思い出したんです。「もしかしたら感覚がものすごく似ているかも?」と思って、マガジンハウスに電話して連絡先を教えてもらったんです。今まで知らない建築家にお願いしたことも無かったし、ましてや雑誌から探してきてお願いしたことなんて無かったのに、なぜか違和感も無く頼んでました!!
Q・始めてあったときの印象は?
A・「大丈夫かな?」と思った。(笑)若いし、始めてトライする規模みたいだったし、施工会社さんも若い人と組むのが初めてなのが見え見えだったから。間に入っていた私達は楽しかったけど両者は相当大変だったんじゃないかしら。このビルがあまりにも古かったし。でも、その古い物を生かして空間を作るのが元々好きだったし、イメージの共有と言った点では絶対合うに違いないと思ってました。
Q・打合せの仕方、デザインの進め方はいかがでしたか?
A・最初はしゃべり方もたどたどしかったし、おぼつかないような部分もあったけど、すごく丁寧に打合せをしてくれました。マネージャー全員にアンケートもしてくれましたよね。現状の不満点とか、移転にあたって思う事なんかを非常に細かくひろいあげてもらいました。
Q・出来上がってからの率直の感想は?
A・随分細かいところまで打合せさせてもらったし、感覚的な部分はぴったりだったから出来上がったときの違和感はないですよ。出来た当初からなぜか馴染んだ感触があったぐらいです。細かな使い勝手の部分では、電気配線とか、什器配置とかが融通利かなくて レイアウト変更できないと言う部分はあるかな。最初は後でレイアウト変更するなんて思っていなかったし、什器も全部特注で作ったので、それはそれで面白い所なんですけどね。清水さんのデザインは、余分な物がなくて、すごく単純に、素朴に、といった感じなんですけれど、人に対して暖かみが残る、と言ったところがいいところだと思いますよ。
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