広尾O邸 (中断)

所在地/東京都渋谷区
構造・規模/木造地上2階建て
敷地面積/385.77㎡(116.90坪)
建築面積/計画中につき未定
延べ床面積/計画中につき未定
着工予定/2006年9月

 住宅の建て替え計画の依頼があり、敷地調査に行ってきました。場所は都立広尾病院にほど近い、表通りから一本入った市街地に位置します。118坪のまとまりのある敷地に、現在、母屋とはなれの2棟が建っているのですが、はなれの老朽化に伴って、建て替えまたは全面リフォームを余儀なくされています。2つの選択肢のうちどちらで計画を進めるか慎重に調査をすすめながら、音楽家のオーナー夫妻が奏でるチェロの音色が似合う家作りを目指したいとおもいます。


2006.06.03
打ち合わせを行いました。築46年が経過している”はなれ”は、外見からだけでは老朽化の程度が計り知れません。計画を進めるにあたって、近々、構造躯体の耐震調査を行う事が決定しました。


敷地内写真

2006.06.28
構造躯体の耐震調査を行いました。築46年が経過しているにも関わらず、シロアリによる被害や、湿気による痛みもなく、浴室付近に多少老朽化が見られたものの、構造に必要な壁量も充分確保されており、全般的には良好な状態であることが分かりました。”建替え”、ではなく部分改築として、計画を進めていけそうです。設計者としては部分改築は難易度が高く、建替えを推薦したい気持ちは、心のどこかに存在するように思うのですが、安易に結論を出すのではなく、ゴミ排出による地球環境の悪化や、クライアントの長年住み慣れた思い入れ、を考慮に入れた上で。現状の安全性を正確に把握し、判断することの大切さを改めて感じました。長丁場の計画となりますが、快適な住まい作りを目指したいと思います。


床下写真


諸事情により残念ながらプロジェクトは中断されました。