稲城 S邸

稲城 S邸

個人住宅

所在地/東京都稲城市
構造・規模/木造、一部RC造・地上2階建て
敷地面積/44坪 建築面積/59坪
構造設計/名和研二(なわけんジム)


新しい住宅設計の依頼があり、早速、打ち合わせ兼、敷地見学に行って来ました。定年退職を迎えた夫婦と90歳のおばあちゃん、そして息子さんという家族構成です。計画地は丘一つ向こうが多摩ニュータウンという場所に立地し、周囲は多摩丘陵に囲まれ、落ち着いた雰囲気の場所です。


2005.03.27

第一回目のプレゼンテーションを行いました。建物の配置は周辺にならって建物を北側に寄せ、南側に日当たりの良い場所を確保しています。空調を一切使用したくないというお施主さんのご要望に答え、通風と室内の熱環境に視点をおきながら設計を進めて行く予定です。


2005.04.19

第二回目のプレゼンテーションを行いました。
許容建坪率、容積率最大限のボリュームを取りつつ、要望された各居室をできるだけ広く確保することを最優先としスタディを行い提案をしました。プランにおいてはプライベートスペースの真中にセミパブリックスペースを配置し空間を2分しています。断面においてはセミパブリックスペースの部分を3層構造としました。
これらの空間の関係性をファサードや素材の決定においても反映させていく方向で進めていきます。


左/ダイアグラム、右イメージ模型


2005.05.10

基本設計が終わり、構造に変更が加わりました。
構造はまたしてもなわけんジムの名和さんです。


左/建て方前、右建て方後

今回の設計の特徴は住宅中央に置かれたRCの壁です。
これには下記のような3つの特徴があります。

POINT-001 ; 構造
 『建物の水平力を鋼性の高いRC部分にすべて負担させます』
  結果、在来木造に比べ壁量を少なくすませることができ、
  南面に向けて配置した4つの空間に
  つながりを持たせることが可能となります。
  (地震にももちろん強いです)

POINT-002 ; 熱環境
 『熱容量の大きなコンクリート壁を断熱効果の高い木造壁で
  周囲を覆っています』
  冬暖かく夏涼しい快適な居住空間の形成をこころみています。

POINT-003 ; コスト
 『中央のRC壁は一度でコンクリートを流し込める形状としています』
  作業工程のロスやコストバランスを考慮して計画しています


2005.05.20

実施設計に入ってから第一回目の打ち合わせをしてきました。
今回の打ち合わせでは外観、内観の仕上げがおよそ決まりました。
建物の構造となるコンクリートの壁と1階の天井はスケルトンにし
RCと木の素地をみせます。
外壁、屋根の内側は白く塗装し、やわらかい皮が建物全体に
覆いかぶさっている様にします。


2005.07.12

久々の更新です。
各部の詳細を詰めつつ、入札を行いました。